【立志への登竜門・Genuis Gate】
大学の先生たちが20歳前後に
どのような本を読んでいたのか、
気になりませんか。
中央大学文学部実践的教養演習第一部門2020編
読書する知性―「本づくり」演習成果
中央大学出版局、2021年。
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20歳の頃、あなたは、どんな本を読んでいただろうか?ドストエフスキー、村上春樹?それとも太宰治?文学、歴史、社会、哲学などの魅力に否応なく惹き込まれ研究を生業にしてしまった者たち。底無しの「学問沼」に引き摺り込まれ、今は知の達人になってしまった11人が、それぞれの沼から、皆さんに呼びかける途轍もない本。20歳の頃、こんな本を読み、これほど心を震わせ、最終的に今の研究にのめりこんでいったと赤裸々に語る告白の書。教員と大学生が、同じ地点に立ち、一年かけて試行錯誤しながら一緒に授業を創造していった。最後は、比類のない本書を創り出した。学問、読書、本、出会いに少しでも興味がある人には、必読である。
この本は、中央大学文学部の先生方と学生さんたちが
「ヒトとモノ」というテーマのもと、
皆でいっしょに作った本です。
先生方が青春時代にどのような本を読んでいたのか
について、
この本づくりに臨んだ学生さんたちのインタビュー、
文学部の先生方と学生さんたちによる
読書に関する座談会などが収録されています。
やはり、この本の一番の魅力は、
大学の先生方、
しかも、
本読みのプロたちが集まる文学部の先生方が、
若かりし頃、
どのような本をどのような気持ちや考えをもって
読んでいたのかを知ることができる点です。
なかには、本を読むことがもともとそれほど
好きではなかったという先生もいます。
しかし、若いころの読書が自分の人生や研究に
どのような影響を与えたのか、
あるいはどれほどの影響を与えるのか、
この本からうかがい知ることができます。
若いときにしか読めない本、
若いからこそ読むことができる本があります。
若いころの読書体験がその後の人生を創造する
リアリティを見ることができる比類のない本です。
ぜひ、読んでみていただけたらと思います。
名門公立高校受験道場流
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